卒業生体験談　堀口智子さま

『タビノハジマリ』　埼玉県在住

『きっかけを作る』

たまたま見ていたTVでフーレを知り、一念発起。20年近く勤めていた会社を退職し、自宅サロンを始めました。会社員人生から新たなスタートを切るという事で、旅をはじめるという気持ちと使用する足袋にかけて「タビノハジマリ」と店舗名をつけました。

現在月に20日前後の営業で約25名程のお客様にご来店頂いております。

営業していく中で体感した事なのですが、土地柄ご高齢の方が多い事もあり、フーレを知っていただくには外に出て直接情報を発信していく活動が大事だと感じています。

その一つが和空間多豆という地域密着型古民家での定期的な主催イベントです。当時この場所を借り始めたきっかけは自宅サロンなので家にこもりがちになる事が予想でき、外との交流を増やしたいと考えていた時、知人からこの施設の紹介を受けました。

この古民家は常に人の出入りが自由にできる施設なので出入りが多く、いつも外通りから中の様子が見える場所を貸してくださるので、フーレをしている姿をみて興味をもって中に入ってきてくださる方もいらっしゃいます。

また、このようなイベントをきっかけにして一度サロンから遠のいてしまったお客様にもメールでアナウンスを送り再度お会いできる機会を作る事もできました。

また、思いもよらぬ所でも反響があり知人とご夫婦で営業されている飲食店に行った際、知人がお店の方にフーレをしているという事を話すと「チラシなどあれば置きますよ」とのお声を頂きました。なんとそのお店の奥様が現在お客様としてサロンに通ってくださっております。

何がきっかけになるかわからないと改めて感じており、繋がりを大事にしていきたいです。