痛い施術はNG!!
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健康のこと
お湯に手を入れて「熱い」と感じることはありますが、「痛い」と感じたことはありますか?
感覚的には痛いと感じる温度に差はありますが、解剖学的には45℃を境にして「熱い」と「痛い」が変わります。
45℃とは卵が半熟状態になり始める温度で、たんぱく質が固まる温度なのです。人間の体もたんぱく質でできていますから、「これ以上触っていると固まってしまうぞ!!」「早く手を放しなさい!!」という注意勧告なのです。「痛い」と感じると一瞬で手を放して危険を回避しますから。
これと同様に、雪に長時間触れていると「痛い」と感じる時が来ます。これも「これ以上触っていると凍傷になるぞ! 手を離しなさい」と教えてくれているのです。
つまり『痛い』という感覚は危険からからだを守ってくれているということです。
ではマッサージを受けるときの痛みについてはどうでしょうか?
昔から「痛いマッサージは効果がある」「痛いのは体が悪いから」「痛みを通り過ぎると楽になる」などと言われてきましたが、これは今では通用しない考え方で、 痛みが体にとっていかにストレスかということが科学で証明されてきました。
マッサージ中に「痛い」と感じているのは、「もうやめてくれ」「体を触らないでくれ」と体が訴えているということです。
ただし、疲れが溜まっている時や生理前などは痛みに対して体が敏感になることもあります。感じ方には状況の違いや個人差がありますので注意が必要です。弱い刺激でも十分機能を高めますが、「物足りなさ」を感じてしまう場合があり、これもストレスの原因になりますから「気持ちいい」「痛気持ちいい」程度の刺激が最適といえるでしょう。
痛い施術はNG
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