謹賀新年

公開日: : 最終更新日:2024/01/01 お知らせ

『技術としてのこだわり』

新年あけましておめでとうございます。

皆様のおかげでアカデミーも30周年を迎えることができました。

ここで、フーレセラピーアカデミーの始まりと歴史について少しお話をしたいと思います。

今から30年前、東京池袋の公民館の和室で受講生3名とアカデミーは始まりました。実際にはその1年前、エステサロンでメニューのひとつとして、フーレセラピーの技術はスタートしています。

当時はリラクゼーションという概念が定着していなかったことと、あまりなかった女性専用サロンで、しかも『足だけで行う』マッサージというのが、なかなか受け入れられませんでした。そんな中でも「体験すれば必ず良さをわかってもらえる」と信じて、スタッフは営業を続けていました。

フーレセラピーは、新しい技術として受けていただいた方には好評だったのですが、さらにステップアップするためには何が必要かを模索していた時に、権藤会長から「フーレセラピーを文化にしましょう。誰もが知っている技術として残すためには、我々一代では成しえないことかもしれませんが、意思を引き継いでくださる人たちを作っていきましょう」と、新たな方針が定まり、そこからアカデミーは本格的に始動しました。

振り返ってみると、そのエステサロンのメニューの中で、最終的に残った技術はフーレセラピーだけでした。常に最新器械導入の経費は必要なく、在庫を持つこともない、リスクの少ない技術だからです。

フーレセラピーアカデミーは創立30周年になります。ここで東京商工リサーチのデータを紹介します。創業から10年後の企業や団体の存続率は約70%であり、20年後には52%にまで減少し、30年続く団体は全体の10%程度であると発表しています。団体が30年続けるためには、顧客や社会のニーズに応えることが重要で、高い品質や信頼性を保ち、多くの人に支持される団体であることと解説しています。

ここでその品質と信頼性についてもう少し詳しく考えてみたいと思います。

アカデミー創立当時、毎年楽しみにしていた国民的正月映画『男はつらいよ』の中で、寅さんが売り物の商品について、「『こだわり』ってものがよぅ、商品を本物にするのよ」と語ります。寅さんは売るときに、お客さんに商品の特長や魅力を熱く語って興味を引こうとします。「 商品を本物にする」というのは、品質が良いこととだけでなく、売る人の商品に対する愛情や情熱をプラスすることだと。寅さんの売り方や商品に対する姿勢は、私たちセラピストにも参考になるものがあると思います。

私自身も『本物の技術』としてさらに自信を持ち、愛情と情熱を込めた施術と、お客様にとっての必要性や魅力をお伝えする接客をすることで高い満足感を得ていただきたいと改めて感じました。

次の30年へのスタートを切りました。皆さまと一緒にフーレセラピーを文化にすべく邁進してまいります。今後ともお力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本年が皆様にとってさらに有意義な一年となりますよう祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

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